【介護】「サ高住」のこういう入居者に気をつけろ!!
サ高住5年目・・もはやこれは接客・・いや・・営業職なみにきつい
おはようございます。クロスエイトです。
ちょっとアクセス先にサ高住の記事があったので再びサ高住の仕事内容について語りたいと思います。
前回話した通りサ高住は接客業に近いと話しました。しかし、最近は営業職かってくらい気を使います。
ではだいたいの仕事内容について簡単に説明します。ちなみに色々なシフト制がありますが、今回は通常の日勤のみについてお話しします。
【サ高住の仕事内容】
8:30 申し送り
9:00 水補orコール対応
~11:00まで見守り この間トイレ誘導、おむつ交換ありますがフロアによってまばら、しかし2、3人くらいしかいない
11:00 食事前のキッチン準備
11:30昼食、食事介助は2人くらい
13:00 記録、書き物
14:00 水補
15:00 記録、書き物
16:00 トイレ誘導、オムツ交換 ゆうても2,3人
16:30~17:30 食事前のキッチン準備
どうでしょう・・・・ほかの介護職にくらべればめっちゃ暇そうに見えませんか?
そうです、実際主任クラスか、入浴担当がついてない限りはかなり暇な時間が多いのです。
排泄介助も少ないし、書き物もすぐ終わり、コミュニケーションをとる。
これぐらいです。
つぎに入浴について話します。
入浴は、一般浴、中間浴、特浴とあります。おそらく唯一ちょっと疲れる肉体労働ではないでしょうか。
しかし、この入浴も職員2名にて1人ずつ介助していくという他の施設に比べたらかなりらくな方法
しかも入居者のなかには、完全自立で1人で入る方もおり、その間職員は待機という・・・
一応中間浴と特浴は全て職員はしっかりつきますが、一般浴にはそのような自立した人が多いです。
そして唯一疲れる特浴も、週に2回、そして3名入るだけなのです
これだけ話せばサ高住はなんて楽で良い場所なんだ!!!って思いますよね
それは違います。
たしかに肉体労働はかなり他の施設に比べたら楽です。
しかし、「自立している人が多い」=「しっかりしている、こだわりがある」です。
これまで辞めていった人たちは皆、施設への不満、入居者とのトラブルでやめていった人ばかりで、肉体労働に関しては全く問題ないと話していました。
もはや入所者にケアを提案するのは、営業職並みに気を遣います。その例を今回は話しましょう。
【こういう入居者に気をつけろ!!!!】
【ケース1 職員のミスに敏感な入居者】
今でこそ職員不足になり、他の業者に委託しましたが、昔は入居者の部屋を職員が掃除していました。
ある日職員が、入居者の部屋に掃除道具一つ忘れました。
するとその入所者は大激怒
「だれだ!!今日の掃除担当は!!!こんなこともできないのか!!どうなってるんだこの施設は!!!!」
職員はすぐに謝罪しましたが、その入居者は聞く耳もたず、
事前にこの入居者は注意してと話したが、人間だれでもミスはあります。
しかし、この入居者はそれ以降その職員を無視したり、居室にはいると出ていけといわれたり・・・
もちろんすぐ忘れるだろうと皆思っていたが、いっこうに収まらず・・・
耐えきれずその職員はやめてしまいました。
ちなみに私もこのミスやったことがあります。
私の場合、許されました。なぜかって・・・わかりません
あ、終わったという気持ちでいったのにすんなり許されました。普通に謝罪しただけです。
話を聞くにも、この入居者に許されたのは私ただ1人という話でした。これは完全に運が良いというだけでしたね。
このように一つのミスで入所者にずっと嫌われる、そんな気持ちで介護しているのはまるでそこらの営業職のサラリーマン並みです。しかも別に給料は変わらないという。
【ケース2 とにかくルールをやぶる入居者】
サ高住はほとんどの入居者が自立しており、おやつ管理なども自分で行っている人がいます。
おやつだけでなく、惣菜も管理するため賞味期限についてかなり気にしなければなりません。
しかし、いくら話してもやめないのが「入居者の物のやりとり」
食堂にて食事をするときに惣菜をもってくる人がいるのですが、職員の目を盗んでひょいと渡したり、他の入居者の部屋に遊びで行く名目でこっそり渡したり・・・
もう何度注意したかわかりませんが、いっこうにやめようとせず。
ここでひどいようですが、ルールを三回やぶったら何かしらの処置をするという制度を設ければいいのに・・・って思ったのですが、施設側は入居者の尊厳がどーたら、こうーたら
ふざけんな
それでなにかあったらすぐに職員のせいにするくせに
おっとすいません感情が表にでてきましたね。そうです、わたしは完全なる善人ではないので少なくともこのように思うことがあります。
そうそう・・・・ここで注意するとまたもや職員いじめが発生します。
そのために可能な限り言葉を選んで優しく注意する・・・これしか方法はありません。
【ケース3 体が衰えてもいっさい介助を許さない入居者】
これは他の施設でもありそうですが、いわゆる介護拒否ですかね
ですがそんなかわいいものではありません。
サ高住は前にもいったとおり入居者のアパートです。完全個室でレイアウトも自由ですが、さすがに危ないと判断した場合居室担当の職員が変更します。
察しが良い方は気づいたかもしれませんが、そうです危険なレイアウトにも関わらずかたくなに職員に部屋の物を移動させたくない入居者です。
もともと自立しており、部屋にも職員はあまり入ってこないでっていう人でした。しかし高齢者はなにがあるかわからない。一回の転倒で介助が必要になったのです。
そうなると介助しやすいように部屋のレイアウトを変更しなけれないけない。
しかし、身体は衰えても脳は衰えず・・・
「いーから私のことは構わないで!!!!、部屋のものは動かしちゃダメ!!!!」
なんど説得しようとも、聞く耳持たず・・・家族の方にも必死に説得してもらい渋々了解を得るも・・・「それはだめ、あれもだめ」
かなりの妥協を得てレイアウト変更
しかし、介助を頑なに拒む人はなにをするか・・・・・
そうです自分で動こうとします。
そして2度目の転倒
そうなるともう少々強引な手段をとらざるを得ませんでした。
しかし、その強引な手段をとった居室担当者は嫌われてしまい、担当者が変わりました。
ですがそのおかげでその後事故はなくなり、その入居者も早いうちに亡くなってしまったため、その担当職員はいまでも続けています。
【これから中年層の職員が増えるだろう】
どうでしたか・・・・
サ高住は思っているよりも、入居者に気をつかいます。
肉体的な面ではかなり楽どころか、暇な時間さえもできるくらい・・・
しかし、一度のミスで入居者に嫌われたり、怒られたり、無視されたりと
メンタルをぶっ壊されることもあります。
しかしメンタルが強い人にはかなり転職でしょう
介護職は人で不足ですが、続いている理由はやめる人が多いが、景気が悪くなって介護に行かざるを得ない人も増えているからです。
いま、新しく入ってくる職員は9割が中年層です。
よっぽど景気がわるいんだなぁと実感しています。
コロナの影響で仕事をを失った人がおそらく介護業界に流れていくのでは・・
とわたしは予想しています。
そんな時はぜひわたしの記事を参考にして、サ高住に就くか否か決めてもらえれば幸いです。
私のブログは今は雑記ですが、これからもサ高住について知っていることは話していきたいと思います。
それではまたお会いしましょう・・・・
see you againだ。